武道館Finalから一年経って見つけたモノの話。
最初に。
このブログは一年前にドリフェス!の武道館ライブでドリフェスファンになった人の独り言であり記録です。
1万字越えてます。
なるべく抑えめにしてはいますが、時々素が出るため苦手だなー!と思った方は履歴を削除して画面を閉じてくださいね。
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まず初めに、先日TwitterのTLに流れてきた某ブログを読んで、同じように思う事がありすぎて泣いてしまったことがこれを書こうと決めたきっかけです。
そのブログは武道館の時のものを読んだこともあり、Wake Up, Girls!とドリフェスというコンテンツの垣根を取り払っての交流に「凄いね」と友人と会話した記憶もあります。
胸に響く内容なのでみんなも読んでほしいな。
(リンクの貼り方がどうしてもわからなかったので、有識者の方々教えてください。たすけてください。)
さて、本題。
- 最初に。
- ◆ドリフェスと友人と私
- ◆当時の私
- ◆本格的なドリフェスとの出逢い と 終わりの幕開け
- ◆武道館、ユメノステージとファン
- ◆その瞬間が訪れた
- ◆翌日からの私
- ◆年が明けてから
- ◆ドリフェスコラボよ再び
- ◆初めての1人ぼっちでのイベント
- ◆これからのこと
◆ドリフェスと友人と私
私がドリフェスと最初に出会ったのはアプリが始まってすぐの頃。
と言ってもアプリを始めた日というわけではない。
もともとキャストさんが所属している事務所を推している友人がアプリのことを話すを初めて聞いた日だった。
サンシャインで行われた初めてのお渡し会のことやキャラクターの話など、止まらない話に質問しつつたまにツッコミをしながら聞いていた。
最初の導入で5次元とはなんぞやを熱く語られたおかげでドリフェス世界の構造はすぐに理解できた。
しばらくしてからアプリはインストールしたものの、既に課金しているアプリが幾つかある状態だったためにドリフェスは気が向いたらやってみるぐらいだった。
音ゲーが苦手な分野だったのもある。
絶対ドリフェスは難しくなかったはずなのに苦手意識が先行した…第一の後悔。
それぐらい開始当初は私とは縁がないコンテンツとしてしか認識していなかった。
友人は週末会うたびにドリフェスの話をしてくれる子で、聞いてるだけでアプリをそんなにやっていないのにキャラの名前やどんな子かというのは把握していった。
彼女のハマり方はそれはそれは凄かったし、正直今の私からすると羨ましい以外のなにものでもない。
アプリが終わって一年半が経つけど、未だに尊敬する。
あんなに全てを捧げるコンテンツがあることが羨ましい。
◆当時の私
当時の私はといえば、2.5次元界隈を中心にオタク活動をしていたが、その頃に一番はまっていた某擬人化ゲームの殺伐としたファン同士のいざこざや仲が良かった人たちとの温度差に疲れてしまい、全体的にオタク活動を少なめにしていた。
(なぜあの時にすっぱりと辞めなかったんだろうって今も思うし、辞めれないのオタクあるあるすぎじゃないですか?)
推しと呼んでいた俳優さんもいたけれど、大号泣して友人宅に急遽泊まることになった私的大事件をきっかけに俳優さん界隈からも距離を置いていた。
今思えば厄年だったのか?と疑いたくなるぐらいに私生活も仕事もツイてない年だった。
(直前に参拝に行った京都の某縁切りさんの力としか思えない。仕事に関しては今もだけどそれは置いといて)
(ちなみに今も2.5次元界隈に身は置いているけれど、昔ほどの活動はしていないです。たぶん、きっと。)
その友人に誘われては何度かどころではない回数ドリフェスの現場には行った。
振り返ってみたらコラボ系とか制覇一歩手前だったのは、今となっては笑い話になった。
オタク活動を控えていたから時間はあったし、私が行ってグッズを気軽に買うと友人の推しキャラを必ず出したのもあって、前日だろうが呼ばれたら出掛けていた。
アニメの振り返り上映会やアニオンカフェ、アニカフェ、VRシアター、AGFなんかも行った。
アニオンカフェなんて友人と別の友人が行ってるって聞いて二人会いたさに行ったというドリフェス関係ない理由だったりもした。
DCDもそれなりにやった。友人を待ってる間が暇だったのもあって、とりあえず千円札を崩して1回分は必ずやった。
ここでも友人の推しキャラのレアカードを出して、泣かれたのは永遠に語り継いでいきたい話。
一応ドリフェスで好きなキャラはというと、ぽいぽーいの子なのは認めていた。というか友人によって認めさせられていた。
アプリ始める前から絶対好きだよ!!と幾度なく言われたのは忘れない。
(あぁいう言葉って現実化する魔力ないですか?私がちょろいだけ?)
友人宅でお泊まり会をした時、朝からすることもなく友人の発案でドリフェスを一気見した時は危なかった。
元から涙もろいのもあり、8話でめちゃくちゃ泣いてしまって友人に引かれながら笑われた。
そんな感じでドリフェスには完全にハマることないまま2018年を迎えた。
2018年は新年早々当たったチケットが最前だったり、応援したい俳優さんが出来たりと変革の年だった。
◆本格的なドリフェスとの出逢い と 終わりの幕開け
2018年最初のイベントは自分のフィールドワークではなく、1/10にTDCホールで幕を開けたDearDream 1st LIVE TOUR 2018「ユメノコドウ」ツアー。
仕事が定時で終われず2曲分ぐらい遅刻をしながら中に入った。
実を言うと何を歌うか予想できず全くわからなくてあまり予習は出来てなかった。
中に入って最初に見たのはそれなりに空間が空いているアリーナだった。
新年開けてすぐだし、平日だしで仕方なかったかのかもしれないけど、あのアリーナの中で私を待ちながら必死にドリカペンライトを振る友人の後ろ姿を見つめていたら、なんでか私も悔しい気持ちになった。
こんなに好きをアピールしている子がいるのに、埋まらない会場が悲しかった。
でもそんな気持ちはすぐに塗り替えられた。
実在のキャストさんが繰り広げる生のライブ、アプリと同じダンス演出、交わされる会話のテンポ。
この頃はアプリのイベントも何度か参加していたからドリフェスの世界にすんなりと入ることが出来て、楽しい!の気持ちがすぐに高まった。
わからない曲も確かにあったけれど、それも気にならないぐらいに楽しかった。
今も覚えているのは私の斜め前にいた男性がペンライトのカラーを途中で紫に変えて以降ずっと紫だったこと。
あぁ、落ちたんだなって友人とにこにこした。
終わりに近づくにつれて何故明日は平日なのかとまだライブ楽しみたいんだけどという気持ちが強くなっていった。
ライブ終わり後は友人に導かれるままに物販へ駆け寄り、気がついたらドリカセットを買っていた。
ちなみに予想通り友人の推しを出した。
友人は私の好きなキャラを出した。
笑いながら交換した。
その時に交換したドリカは今でもカードケースにスリーブ付きでしまってある。
初めて自分の意思で買い、初めてドリフェスのグッズで大事にしようと誓った品だ。
それからたまにだったアプリの回数が1日1回に増えた。
友人との会話の中にキャラクターの口癖が増えた。
少しずつだけれど生活にドリフェスが入ってきて浸透していこうとしていた。
2月25日
横浜でのツアーファイナルの日。
グッズを買うために先に向かった友人からだいぶ遅れてついた時にはグッズはほとんど売り切れていた。
ドリカも完売していた。
初めて買いたかったと後悔を口にした。
ちなみにまだこの時点でもドリフェスにはハマってなかったのが不思議なぐらい。
座席は友人の神引きが発揮されて舞台が近い。
いや近すぎるから、私ここにいるのファンの皆さんに申し訳ないんだけど!!と始まるまでに何回言ったかわからない。
1/10を経験していたので曲は勉強して覚えてきていた。そのへんは抜かりないし、友人に会う度に言われたから聞く癖がついた。あと、わからないよりわかる方が当たり前だけれども何百倍も楽しかった。
キャストさんが投げて飛んできたタオルが頭上を通過した時、後ろから伸びてきた数本の腕にびびったりもしたけれど、全てが良い思い出になった。
帰り道、アプリで配布されたライブ開催の記念配布のドリカを2人でわくわくしながら確認したりした。(ランダムだったから余計に)
今思えば十分に好きだった。自覚はなかったけれど。
そして3月
ドリフェスの終了と武道館ライブが発表された。
友人がみるみるうちに元気をなくし弱っていく姿をただ見ているしかできなかった。
ファンでない私がかける言葉が見つからなかったのが本音。
この頃、5月に控えていた舞台のチケットが最前席だったのもあり、私の中からドリフェスが思い出になりかけていった。
4月
武道館ライブのチケット先行が始まった。
友人に内緒で申し込みはしたが落選した。
友人はちゃんと当てていた。
ちなみにこれだけで終わらない友人の快進撃は後ほど紹介するとしよう。
気がついたら10/21武道館で会う約束を交わし、武道館ライブ参加が決まっていた。
当たり前のようにドリフェスの輪に組み込まれていた。
5月1日
アプリが終わった。
その瞬間を私も見届けた。
友人は何も言わなかった。言葉が出なかったのが正しいのかもしれないけど、彼女にしかそれはわからない。
私はいまもこの日の話を友人に聞けない。
聞いてはいけないような気がしているから。
◆武道館、ユメノステージとファン
それからの5ヶ月は早かった。
気がついたら武道館ライブ初日の数日前。
最後だし私も何か記念になることがしたい!と、本当にファンじゃなかったのか?と疑われるノリとテンションで武道館の数時間前に予約を入れていた贔屓のネイルサロンでドリフェスモチーフをすることに決めた。
ドリフェスは衣装の数だけデザインがある。
正直どれをネイルモチーフにするか予約時間が始まりネイルオフをしている間も悩んだ。
最終的に友人が教えてくれたCR(キャストレア)ドリカのドリームミーティングスーツのDearDream5人カラーを1本ずつにした。
カラフルな指先に凄く浮かれた。
あの日にしたネイルは過去にお願いした中でも1番好きなデザインであることを残しておく。
ちなみに仕事はごくごく普通の事務…です。
1日目:10月20日
武道館についたのは開演10分前。
慌ててペンライトカラーをセットしたり、なんやかんやしていたら開演時間になった。
舞台にライトが灯り、ファンの声援が高まっていく、緊張とこれから始まるライブに自然と気持ちが昂った。
1日目の記憶は、あまりない。
楽しすぎたからだ。
マグエモは何が起きたかわからなくてぽかんとしていたら、隣の友人2人に爆笑された。
ひどい。
ソロソングは好きなキャラの子がトップバッターでびっくりして固まったらやっぱり笑われた。
ひどい。
まだ1日目、翌日があるからそこまで悲しいとかはなかった。
ただただ楽しかった。
帰り道、某音楽配信アプリでドリフェスの楽曲をうろ覚えな順番でリストにした。
帰宅してからは中々眠れず、ドリフェス!とドリフェス!Rを一気見して、後半は感動でほぼ泣いていた。
3時間ぐらい泣いたし、泣きすぎだろとは思うけど、元が泣き虫だから仕方ないよね!!(笑)
2日目:10月21日 武道館最終日
友人がまたしても神引きした席だった。
(快進撃はまだまだ続くよどこまでも)
アリーナセンターブロックの前方範囲。
昨日は見えなかった舞台の全体が見えた。
顔を上にあげて見回すと1階席2階席が見回せた。
皆がペンライトチェックをするチカチカと変わる光が眩しかったし綺麗だった。
1/10のTDCで空いていた空間が嘘だったかのように空いてる席がなかった。
ドリフェスファンが武道館というひとつの場所に集い、ドリフェスというアニメの世界がそこに完成した5次元が出来た瞬間だったと私は感じた。
ライブが始まり、前日とは微妙に異なるセットリストに嘘でしょ?!と友人達と目線で会話をしながらライブに身を委ねた。
目の前に広がる世界は眩しくて輝かしくて、1日目以上に楽しい気持ちを与えてくれた。
楽しすぎて泣くこともなかった。途中までは。
◆その瞬間が訪れた
私がドリフェス!のファンに正式になった瞬間。
それはもうライブも終盤のキャスト1人ずつの挨拶。
その挨拶の中で、あるキャストが叫ぶように放った言葉がストレートに胸に突き刺さり、気がつけば視界が霞むぐらい涙を零していた。
ただ涙を流しながら感じた。
私、ドリフェスが好きだ。
涙を拭うこともせず、ファンに対して3年間の思いをさらけ出す舞台上の姿を見つめ続けた。
少しずつ客席からも泣き声が聞こえ始めてきた。
初めて自覚した時、ドリフェスというコンテンツは活動休止の時間を迎えた。
会場全体が泣いていた。
1日目以上のアンコールの声、ひたすら終わらないでとイケるっしょコールを繰り返し、武道館がファンの心からの叫びで埋まった。
私も一緒になって叫んだ。
普段叫んだりしないから、すぐに声が枯れてしまったけれどそれでも叫んだ。最後の最後まで叫んだ。
何かに対してあんなにも必死になって叫んだのは初めてだ。
会場に明かりが付いて、夢のような現実がそこにあったことを実感させられたのは、絶望とかではなく寂しさだった。
ライブが終わってしまったことへの寂しさなのか、コンテンツが休止をしたことへの寂しさかはわからない。
ただ寂しかった。
その場に置いていかれたかのような気持ちだった。
きっとあの気持ちは好きだった時間の長さが違いすぎて、私の中で想いが追い付かなかったのだ。
武道館から駅まで歩く中で友人が泣き笑いながら銀テープを手に握り、何人かのファンに「銀テープ要りませんか!」と声をかける姿を見て、やっぱりこの人は本当にドリフェスが好きで好きでここまで来たんだなと実感した。
だから笑っているんだ、見届けることが出来たからと。
悲しいから泣いているけど、最初から最後までを見届けたから笑ってもいる。
なんて幸せなことなんだろう。羨ましくなった。
武道館の最後でファンになった私にはきっと一生味わえないものだろう。
これが第2の後悔。
◆翌日からの私
翌日は仕事だったけれど、急遽休みをとり武道館二日間を一緒に行った友人2人と合流してドリフェスの各コラボを回った。
アニカフェの整理券をとるか悩んだり、カラ鉄でドリンクを全キャラクター分7種を3人で注文。公園の隅っこに並べて置いて写真を撮った。
隣にいた同じドリフェスファンが頼めなかったドリンクを一時的に貸して撮影しているのを見たりと、コンテンツが終わったなんていうのが嘘のような世界だった。
カフェも2つ回った。最後に行ったのはたまたま空席ができたアニカフェ。
通された席は私の好きなキャラクターの直筆サインが書かれた席だった。
友人からはおめでとう運命だね!と声をかけられてまた泣いた。
(いやぁ、涙腺の弱さがよくわかる)
この時に改めて私が好きになったのはドリフェスというコンテンツであり、キャラクターであり、それを演じた俳優さんだったんだと認めざるおえなかった。すごい遅い。
その日、初めて上限までグッズを買った。
それと設定資料集も予約した。
後悔をしたくなかったから。
友人2人の帰路を見送り、自宅まで帰る中で一つの決意を固めた。
コラボが終わるまでドリフェスは続いているんだ。ならば残りのコラボは全部行こうと。
(なんでそうなるのというツッコミはもっともです。はい。私にもわかりませんでも使命だと思ったのも事実です)
それからは仕事上がりにアニカフェへ数回行った。フードは全て制覇した。
リボンチャームは最終的に全部集めたくなったが、青だけそろわずそのままになってしまっている。悔しいからいつか集める。
たまたま京都に行く日があり、ドリフェスに出会わせてくれた友人の希望でグラッテにも行った。
もちろん好きなキャラクターを頼んだ。
上井草にも行った。ラーメンの列が長くて帰る電車に間に合うだろうかと不安になったのも良い記念でしかない。たしか目の前でクーポンの配布が終わり、同席させていただいた歴代参戦猛者のお姉さんに見せていただいた。
引っ込み思案で人見知りの私が飛び込んだばかりの世界で、友人以外のファンの方と自ら話した最初だ。
ひとつずつ着実にドリフェスとの思い出を増やしていった。
(ちなみにその前後ではちゃんと俳優さん関連も制覇してるんだからオタクの活動力って怖いよね)
(ドリフェス終わってから12/31までに幾ら使ったかは考えてはいけないし聞いてはいけない。生活水準ギリッギリです)
◆年が明けてから
実はドリフェスのVRアプリは事前に購入済みだったのもあり、彼らに会いたくなったらアプリを起動していた。
その隣にはもう起動することがないドリフェスアプリが並んでいる。
たまに間違えてドリフェスアプリを押してしまい、無慈悲な終了しましたの文字にしょんぼりとする。
そんな日々を過していた。
会いたくなったらVRアプリをぽちっ、きゃー千弦ー!という訳ではなくて、DearDreamがそこにいることを噛み締めながら見ていた。
元々舞台好きでもあったため、ドリフェスメインキャストであった俳優さん達の舞台を観に行くようになった。
1回じゃ足りなくて最低2回が板に着いてしまったし、昔の1番活発だった時期を彷彿とするぐらいの勢いで観に行った。
お陰様でチケットを探す技量だけが鍛え上げられてる。
気がつけばいつの間にか「キャラクターが好き」だったのが「俳優さんが好き」になっていた。
ドリフェスから始まった魅力に取り憑かれたらしい。自覚はない。
◆ドリフェスコラボよ再び
実は来年の早々にオタク活動と舞台沼からの卒業することを数年前から宣言していた。
それもあって今年はさらに後悔しないようにと舞台を観に行った。
そんな中、突然ドリフェス公式Twitterが更新、発表されたのは上井草コラボの再々復活と来年のコラボカフェ開催。
ドリフェスは休止したのではなかったのか。そんな困惑がファンの中に走り抜けた。
中でも1番驚かされたのがVRシアター終了に向けての再々上演だった。
ドリフェスって休止したよね?ってならないわけがないじゃない。
VRシアターが終わって2週間経つ今もよくわかってない。
チケットは日程の話とかを身内でも特にせずに申し込みをした。
私は好きなキャラクターである千弦とハイタッチをしたかった。
が、結果はわかっていたけど落選です。
ドリフェス関連何ひとつとして当たったことがない気がするとめそめそ気持ちが折れながら仕事をし、帰り際に携帯を開いて友人にLINEした。
「ドリフェスくんが現場にくんなって言うのでVRいきません(訳 全落ち)」
凹みすぎだろ。
瞬時に返信が来た。
「させないけど、10日ハイタッチ当てたから」
なんなんだろうこの友人。
ドリフェスのチケット運強すぎないかなと本気で疑った。
結果として友人が駆けずり回ってくれたおかげで私の手元には11/11 19時 沢村千弦ハイタッチ付きのプレミアムチケットがきた。
念願の推し誕生日にハイタッチが決まった。
実は、推し誕生日は過去2回イベントチャンスを興味が無いからとスルーしていた。
後悔しかないことをしているのは今ならわかる。
それだけにこのハイタッチは嬉しかった。
11/11の有休をさっさと申請し、昼からのネイルを予約、お願いするデザインネタも決めた。
ネイルが終わったあとVRシアターまではかなり時間があるから上井草コラボ最終日に参加しようと決めた。
VRシアターで持つドリカペンライトに入れるドリカはどれにしようか決めた。
まるで遠足前日みたいな気持ちで当日までを毎日過ごした。
◆初めての1人ぼっちでのイベント
11/11がきた。
有給をとってはいたが、なんだか落ち着かなくて仕事に行く時間に自宅を出た。
ネイルサロンまでは1時間の道のりだが、予約は12時。
まだ8時、はやすぎるっしょ。
でも上井草コラボは10時から開店。
ネイルが間に合う自信が無いとネイルサロン近くのカフェで時間をひたすら潰した。
2年前に行ったVRシアターの記憶を手繰り寄せてセトリを作ってひたすら聞いた。
ネイルは希望の柄を見せて、ネイリストさんにデザインを考えてもらう。
どうしても入れたかった衣装パーツだけを指定し、信頼しているネイリストさんのデザインセンスに後は全てを任せた。
出来上がったのは、武道館ライブでネイルしたドリームミーティングスーツの推しキャラバージョンのみ。
凄く可愛く出来上がったネイルに目を輝かせてしまったのは言うまでもない。
その足で上井草へ行き、コラボラーメンをお昼代わりに職場へのお土産と合わせてコラボクッキーを購入。
さらに店員さんのご好意でサイン帽子と私の千弦ぬいぐるみで一緒に写真を撮らせていただいた。
帽子を持つ時に手が尋常じゃないぐらい震えていた。
ちなみに千弦ぬいぐるみはこの時初めて開封したので、開封して数秒で帽子を被せてしまったことになる。
ごめんね千弦。
そしてVRシアター。
普段ギリギリ時間でしか行動できないのに、何故かこの日だけは開場1時間前に着いてしまった。
組んでいたスケジュールもギリギリだったはずなのに奇跡は起きるもの。
会場に入り、まずはドリンクを引き換え。
ペンライトは売り切れていたから、シュシュを購入した。
座席に入る。
私にとって2年前ぶりのそこはドリフェスファンの同窓会のような熱気で包まれていた。
皆久しぶりの再会にハイタッチしたりハグをしたり、近況報告をする会話が頭上を飛び交っていた。
私は1人参戦だったので席についてからは電池の入れ替え、ドリカのセット、ぬいを鞄から出ないように入れ直し等々をたんたんとしていた。
今までなら隣にいた友人はその日は欠席した。
理由はスケジュール的な都合だったから仕方ないけれど、寂しさはあった。
開演前にお馴染みのアナウンスが流れる。
1年ぶりに生で聞くアナウンスに会場のざわめきが大きくなる。
そして開幕。
映し出されるスクリーンと5人の姿に皆がおかえり!会いたかった!と叫ぶ。
恒例のドリカタイム、私は4列目だったがかなり端っこ側だったから、前3列と反対側までの景色が視界に入る。
ドリカの光は武道館から変わらず綺麗で輝いていた。
その光景に耐えきれず涙を流した。
(隣の方々驚かせてすいませんでした)
なんというか武道館でお別れしたはずの景色にまた会えると思わなかったから。
サブスクリーンに流れるファンからのエールがまた一層胸を熱くした。
ライブが始まった。
口ずさめる曲は口パクで口ずさむ子もいれば、口元を押さえながらスクリーンを見つめる子と様々だった。
私はひたすら泣きながらペンライトを振った。
泣く以外の感情が麻痺していた。
楽しかったし、また会えて嬉しかった。でも泣いた。
私にとって泣くという行為は悲しいも嬉しいも幸せも全てを表すものなのかもしれない。
最後に正面スクリーンに残りのエールが映し出される。
その中に「武道館で好きになったことを後悔なんてしてないよ」というのがあった。
その言葉にはっとした。
同じように武道館で好きになった私だが、もしかして武道館で好きになったことを後悔していたんじゃないかと。
遅すぎた好きになんで今更と思っていた部分が確かにあると。
だから武道館から駅まで泣きながら笑顔だった友人が羨ましくなったんだと理解した。
心が軽くなるのがはっきりと分かった。
それまで泣いていたのが、嘘のように止まった。
そっか終わりの時に好きになっても、好きは好きだから後悔とか申し訳なさとかいらないんじゃんないの。
今気づくか1年経ったぞ。
コラボとか行ったくせに自分の見えない部分に隠して自分も忘れた顔をしてたのか。
これからも先、好きなら好きでいて良いんだ。
単純なことを忘れて、後悔に囚われていた自分を殴りたい。
1年間抱えていたモノから解放されて参加したハイタッチはちゃんと笑顔で出来た。
「お誕生日おめでとう」も「また会える日を待ってる」も後の人達のネタバレになってしまう可能性があったから小声だけど伝えられた。
(余談だがVRハイタッチのバージョンは3.4種ランダムで、どれがあたるかわからないシステムで心に余裕はくれなかった。スタッフさん曰く「千弦くんのハイタッチは予測不可能なので頑張ってください!」とのことで、あー確かにという顔で頷くファン達の図だった)
ハイタッチから2週間。
今はドリフェスに対して寂しいという気持ちはなくなった。
あの日は〇〇があって楽しかったね。と笑えるようになった。
◆これからのこと
今、私はドリフェスともう1つ大事にしたい作品の合わせて2本を心の拠り所にしている。
どちらを1番にするかは正直選べなくて、それについてはこんなブログを書きながら申し訳ないとは感じている。
来年のコラボは勿論参加する予定でいる。
その時期が先に記した卒業の時期でもあるから、最後まで笑顔で楽しみきる気だ。
ただオタ活推し活は卒業はしてもドリフェスというコンテンツがくれた想い出は残るし、ドリフェスを好きでいるのも自由だから好きだと宣言する。
きっとまた新しいコラボがはじまれば1回は必ず行くだろう。
他人を差別や攻撃したりとか、けいさつやさん(あえて漢字にはしない)のお世話になったりしなければ好きの形は人によって様々だから。
私はそんな風にこれからもドリフェスを好きでい続ける。
11/29 追記
ブログ公開のために色々奮闘していたら、新作グッズまで発表されました。
まだまだドリフェスはサイコーを超えるために続いてく。